眠れぬ夜のために2

何をダビング?

 年をとって、寝つきが悪く眠りが浅くなりました。そこで、好きな落語と演歌を、ネットラジオからダビングして、mp3プレイヤーに入れて布団のなかで聞いています。私はこれで、けっこう寝つきがよくなりました。最近はポッドキャストをダビングできるようになって、これも楽しんでいます。

 まず落語と演歌を放送するラジオ局を探すと、何故か、沖縄のネットラジオがあります。とくに[FMとよみ]は毎日一時間落語を放送し、ほかの[FM21][FMレキオ][FMもとぶ][FMうるま]などは、午前中に沖縄民謡や歌謡曲を流しています。しかも、歌謡曲は戦前戦後の歌が多く、時には歌の制作秘話や広告戦略まで聞くことがあります。昭和10年のマカオでの制作秘話なんてビックリです。こんなの関東の民放キー局では聞いたことがありません。何故、沖縄では古い歌謡曲が好まれるのか?。年寄りが多い。年寄りに若い人が遠慮している。沖縄民謡と関係あるのか。さっぱり解りません。何でもいいから、さあ、ダビングして聞くだけです。

 ところが、どっこい。私のパソコンのwi-fi通信速度が1Mしかない為か、この沖縄のネットラジオの通信は非常に不安定です。だから、ネットラジオプレイヤーの選択が重要になります。わたしが、いろいろ試したところ、接続スピード、安定性、録音、予約録音、この四点をクリアーしたのが『Radikool』と『どがらじ』というフリーソフトです。この二つのソフトは登録局が違うので、どちらにするかは好みの問題でしょう。ただ、これらのソフトは立ち上がりが非常に遅い。それでも、予約録音可が貴重です。[FMとよみ]の落語放送は、平日午前5時土日午前7時だからです。予約して寝てしまう分には、立ち上がりが遅くても問題ありません。演歌の録音は、各ラジオの番組表で確認します。

 こうして録音したものを、そのまま聞くのなら、それで良いのですが、私は落語にしろ演歌にしろ、【mp3DirectCcut】というフリーソフトで演目以外の余計な部分をカット して残しています。ただし、こうして連続音声をバラバラにすると、個々の曲の音量がかなり違う場合があります。そこで、【MP3GainGUI】というフリーソフトで各曲の最大音量をそろえることができます。このふたつのソフトは、わかりずらいですが、私でも出来ているので、何回かやってみれば解ると思います。ネットで探せば、使い方もあるはずです。